小金原保育の会 幼児教室

皆様
こんばんは。

本日は小金原幼児教室の除染相談に行ってきました。
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幼児教室は表土も二回除去、砂場の砂も除去しています。
側溝の掃除、剪定草刈りも実施しています。
計測した結果、特に高いところは何カ所かありましたが、それ以外は気をつけて過ごせば問題のない数値ではありました。
しかし事故以前と同じ保育をしたいという保護者、先生方の願いをかなえるにはもう少し手を加えなければならないと思いました。

というのも、幼児教室の保育の肝の一つは自然と戯れることです。どろんこになったり、木に登ったり、植物に触って食べてみたり、四季を感じること。この都市部の自然が少ない中で少しでも自然を感じ、学べる環境を作り守って来たのが幼児教室だと思います。
大人は環境を作るだけで良い、そうすれば子どもはちゃんと育つ、僕が幼児教室で教わったことです。
子どもにとって良い環境ってなんだろう?
子どもを真ん中に、日々積み上げて来た36年の歴史の上に今の幼児教室があります。
その間自然が身近でなくなる苦労はあったと思いますが、自然という大前提まで考える必要はなかった。
それが今は放射能対策にほとんどを費やされてしまっている、なんともやるせないことなのです。
しかしここで放射能に負けて歩みを止めるわけにはいかないのです。

除染の方法などをアドバイスが欲しいというのが幼児教室のご要望です。
お役に立てますでしょうか。

細かく計測をした後、対策を話し合いました。

すぐに手をつけられる汚染箇所は何カ所かあって、それはすぐ除去するようご案内しました。

問題なのは子どもたちが駆け回って遊ぶ斜面です。
土が崩れないようコンクリートの升を植え込んだワッフル状の斜面にさつきが植わっています。
ここが概ね0.3μSv/h位あります。
土を除去できそうなのは三分の一程度で、あとは手の付けようがなさそうです。
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実際掘ってみると、0.34が5センチで0.16、10センチ0.13、15センチ0.11,30センチ0.09
と掘れば掘る程、事故以前に近づくことは間違いのないことが分かります。

しかし、さつき、笹の根などがあり実際はなかなか難しい。
掘ったとしても穴が空いてしまうので新しい土を入れなければならない相当でる土の処分にも悩まされる。
ということで天地返しをしてみました。結果線量は0.16。
しかし天地返しという方法も土が混ざらないようにやるには相当難しい。
やはり5センチ位除去するというのが現実的だと結論付けました。
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この日はあと屋根の除染をして終わりにしました。
一部土が溜まっていて1.2μSv/hやぶどうの木が絡んでいて枯れ葉がたまっているところ0.8など示す箇所があり、そこを掃除。あと埃、黴などで汚れているところを高圧洗浄機で洗い流しました。
結果概ね0.2から0.4ぐらいになりました。
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屋根の除染も一筋縄では行きません。
屋根に関しての難しさはまた、我が家の屋根除染例と一緒に報告させて頂きます。

斜面についてはどうするか後日、幼児教室運営委員会で話し合われます。
私たちの協力が必要な場合はご連絡いただくことになりました。

やる度に除染の難しさを感じる今日この頃です。
保管場所さえあれば、表土の除染は実に簡単です。
まずはそこに手をつけていない施設のお手伝いを進めていくべきだと思いました。

原公総

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by matsudo_mmt | 2011-09-25 23:16 | ガイガースコップ部隊
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