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MMT活動の反省と総括

先週の日曜日、5月27日はMMTがこれまで手掛けて来た箇所を再訪し実地に測って成果の程を確認して来ました。対象は私立の幼稚園三箇所とマンション一件です。

今回私達だけでは自画自賛になる恐れがあるので元原発関係者や有識者で構成する「原発行動隊」http://svcf.jp/ から除染ボランティアがお二人、木下女史と松本さん、が精度の高いアロカ社製シンチ計を持参下さり協力して頂きました。MMTとは関係の無かった団体によるモニターで客観性が担保され測定値の信憑性が高まりました。

まずMMTの特徴ですが東京に隣接する千葉県の東葛地区の松戸市で昨年の6月から動き出し12月までの半年間活動して来ました。その後は依頼が途絶え休眠状態になっています。そこに至った背景には行政による除染活動が主流になった事が考えられます。

メンバーは実際に地元で子育てをしてる方が代表、副代表になられ地元のニーズを集められて来ました。他は松戸市出身の放射線プロがいて最初から計測に専念されてます。千葉県他市や県外の経験者が数名、重機を無償で動かして頂ける土木会社の社長さんもいます。MMTの実態は5‐6名で作業毎に幼稚園の父兄やマンションの住人の協力を仰いで来ました。

総括としては全て概ね除染活動当時の数値を維持しており中にはその後の創意工夫で更に数値を下げられている園もありました。子供達が遊ぶ園庭は地表で0.1から0.2μシーベルト、地上50センチ、1メートルでも国が定める安全基準の毎時0.23μSvを下回っています。一部手が回らなかった箇所やその後降下物が溜まった箇所では線量の増加が見られましたが全体のリバウンドは一切ありません。

実例をご紹介します。この園には本当に脱帽です。私達が除染した後理事長さんが御自分一人で屋根と雨樋の徹底的な洗浄、直放流になっていた縦樋は地中の土管に繋がる所まで鉛板を巻き更に10センチ程度周りをコンクリで固められてます。全てこの方式を採用され地表に流れる雨水はありません。
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汚染土が詰まっていた雨水枡は綺麗にされてグリッドの裏には鉛を貼られています。園庭の地表でも0.1から0.2μ前半台。20箇所位測点を定められていて毎日モニターなさりパソコンにデーターベース化されてます。隣が大きな公園で線量の高い所もあるので周囲からの影響も見張られてます。いやーここまでの創意工夫と地道な計測作業には本当に参りました。

訪れたマンションは入口に小さな公園があって半分は市の所有なので作業は市の公園管理課と協働で作業しています。地表で大体0.5μ程度ありました。住民の方と一緒に一列に並び5センチ程度表土を剥ぎ取りました。前回見つけ潰した高線量を出す雨水桝は又汚染土が溜まり2‐4μ程度出してます。これも中を綺麗にすると表面で0.25程度に下がりました。得られた数値に住民代表の方も安心されてとても喜んで頂けました。
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最後に「松戸の大勝負」を賭けた禅寺経営の幼稚園に向かいました。このお寺は松戸でも歴史も由緒もある大寺院です。

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半年前の作業風景をご覧ください。

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まず一メートル四方の桝目を白線で描きその交点を一つ一つ慎重に測りました。線量は1μ以下でしたが斑状になっていて10センチ離れるとかなりのバラ付が見られました。

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一列に並び5センチ程度表土を削り集めた土は何と2,600袋、重量は約40トンです。重機で掘った深い穴に一袋ずつ人力で運び下ろしました。若いお父さんが主力と言え重労働です班分けして5分交代で回しました。

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出て来た清浄な土を園庭に撒き測定すると小数点以下二桁を達成出来ました。半年前ですがその後川砂を撒かれたようで当時の数値を維持しています。これは凄い偉業で室内よりも低い位です。

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MMTの伝統はお隣の柏ワンワン隊に引き継がれ流山でも除染チームが立ち上がりました。「安全」から「安心」更に「確信」へと発展し住民が安心して生活できる東葛地区の再生を目指しMMTは今後も活動し兄弟チームには支援の手を差し伸べて参ります。皆様方のご理解とご支援をお願い申し上げます。

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最後にご協力頂きました原発行動隊の木下さん、松本さんに厚く御礼申し上げます。

文責:MMTガイガー・スコップ隊 室岡]
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by matsudo_mmt | 2012-05-28 21:26 | 活動

柏ワンワン隊支援

先週の土曜日に兄弟除染チーム、柏ここ掘れワンワン隊、が企画・立案した近隣センターの事前計測にスコップ隊の室岡が参加しました。

元原発関連者や有識者で作る原発行動隊、http://svcf.jp/、からも計測ボランティアの木下女史が精確なアロカのシンチ計を持参下さり協力して頂きました。お隣の流山市からは高校の教諭が教え子を連れて実地に計測の見学に来られてます。

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玄関左手の電話ボックス下辺りの線量が高く1μを越えます。川田隊長が特製の検地器で探索中。これは高い箇所が見つかるとキューン、キューンと犬の遠吠えに似た音を出します。いわばワンワン隊の代名詞です。

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裏の方で2マイクロを越える箇所が見つかりました。中央のアスファルトの境目です。右側の建物から雨で降下物が流され中央の窪んだ所に溜まります。蒸発を繰り返し自然濃縮されたのでしょう。慎重に土を除きブラシで擦って粉塵を集め仕上げに水で洗い流す。これで1μ以下に出来るでしょう。

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計測作業終わって皆さんご苦労さまでしたね。実際の作業は9日(土)を予定しています。対象は広くて細長い箇所なので20人は必要かな。皆様方宜しければご協力お願い致します。

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申し込みはこちらです。 http://ameblo.jp/ko-chan-2010
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by matsudo_mmt | 2012-05-28 20:18 | 活動

緊急ミッション! 個人宅を除染せよ。

今回は緊急ミッションでした。

北小金周辺を計測活動中、若いカップルが珍しそうに見にきました。女性は赤ちゃんを抱っこしていました。
お話ししてみましたら、近くの自分達のアパートの部屋が気になるとのこと。
隊員の簡易線量計を貸してあげました。
実際に計ってみてビックリして大声をあげています。

行ってみると、一階にあるお部屋の玄関前の集積升の蓋は1.6μSv/h(直置き)を超えています。同じくお部屋の洗濯物を干すベランダは0.6μSv/h(直置き)を表示しまています。

今回は原発行動隊の方が同行してくれていましたので持参いただいたALOKAのサーベイメーターで再測定しましたが、やはり同じ数値です。

小さな赤ちゃんの住むお部屋でしたので放って置く訳にはいきませんでした。
「ガイガースコップ部隊緊急ミッション」となりました。

幸いにも、ベランダは落葉と泥の除去で0.3μSv/h(直置き)まで直ぐに下がりました。あとはご主人に水洗いをお願いして撤収してきました。

松戸市にはこんな場所が未だ沢山あります。

心配な方、心配してる方をご存じな方は私たちに一度相談してみて下さい。
可能な限り、応援に行かせてもらいます!

最後に今回応援下さった、原発行動隊の木下さん、松本さん、本当にありがとうございました。
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by matsudo_mmt | 2012-05-28 01:38 | ガイガースコップ部隊

放射能汚染地図

 群馬大学、早川由紀夫先生のブログ
 http://kipuka.blog70.fc2.com/
 からのデータです。
 うーん!

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by matsudo_mmt | 2012-05-22 20:33 | 計測

Power of Japanのお手伝いしてきました。

 地元、松戸市松飛台から福島に向けて、復興支援を続けているPower of Japanの物資倉庫の仕分けのお手伝いに行きました。
 今回は大量のスコップ(100本くらい?)と一輪車の清掃のお手伝いをしてきました。

 福島もまだまだ支援が必要だそうです。
 定期的に復興支援バスも出していますのでこちらまで!
    ↓
  http://power-of-japan.com/
 
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なんと!女性が運営しているんですよ!
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by matsudo_mmt | 2012-05-22 20:24 | ガイガースコップ部隊

市民集会企画中です!

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MMTは「市民集会」を6月に企画しています。

詳細は決定次第この場でもお知らせします。

6月には「松戸市放射能対策総合計画」も決定している筈です!

この件も含めて5月中は皆様からの企画に対するご意見やご提案などを募集します。

東葛地区の市民団体や企業、医療関係者などを招いてシンポジウムや討論会をしようと思います。

MMTの市民集会では「今、私達がやれる事!」を仮のテーマとします。
「反原発」や「政治批判」は今回の集会では話し合いません。
今回の企画は「市民が自分達がこれから出来る事を話し合う集会」ですので、行政側からの出席はありません。
(当日出ました行政への要望はMMTでまとめて行政に提出し、回答はネット開示する予定です。)

シンポジウムでご発言してくださる個人、団体も歓迎します。企画する都合上5月中までに連絡下さい。

連絡先は
matsudo_mmt@excite.co.jp(右側からリンク出来ます。⇒)

まで。除染に関するご相談、新規メンバー登録もこちらに連絡下さい
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by matsudo_mmt | 2012-05-10 21:41 | 会合

ゴールデンウィーク!ガイガースコップ隊員の活動紹介

今回はGWの隊員の活動を紹介します。
洗浄(戦場?)担当、森は宮城県石巻市で北上の大川小学校と南三陸の防災庁舎跡の献花台の清掃をして、九十九里大網白里町の大里綜合管理の皆様と仮設住宅の方たちに鰯を振舞ってきました。
行動担当、松浦は宮城県亘理町へ力仕事へ行ってきました。
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そして、除染担当、室岡は福島市東部山口地区でかなりの高線量に挑んできました。
MMT隊員は松戸で活動しない時でも、常に震災復興と放射能低減について考え行動しています。

GWを福島で過ごした、室岡の手記をどうぞ!

「花に願いを」除染プロジェクト報告
日時:4月29日‐5月2日
場所:福島県福島市東部山口地区

要約:今回は4日参加しかなりの重労働を炎天下でこなす。参加者も多く初日は30名を
越えた。リピーターを中心にして作業を進めたが被曝及び疲労を極力避けるべく15‐20分
作業し10分休息を繰り返した。夏の作業計画や服装を考える良い機会になった。特に仮
設テントは日陰のない作業現場に有難い。

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個人的に楽器を持って行き日々の日課をこなせたが手作業による握力の低下とがさつき
により満足な音にはならなかった。私の寝床は通路ホテル。笑
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28日夜常円寺到着、宿泊

29日早朝、御住職にお誘い頂き作業予定箇所の下見をする。神社、農道、給食センター、
等かなり多岐に亘り線量の高い箇所もある。

朝食後私、永野さん、田澤さん、出雲市の方と四名で計測班を組み農家前の畑に敷き詰
められた藁と牛糞からなる堆肥を計測する。幅3メートル、長さ10メートル、厚さ20センチ程度。
事故による放射性物質降下後、ここに運ばれて来たらしく線量はかなり高い。余計な被曝を
避けるべく一時間半を目標に作業を進める。
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まず周囲6ヶ所と対角線の交わる中心、計7ヶ所の地表と地高1メートルの空間線量を永
野さんがアロカ172B、沃化ナトリウム計測器にて測定。最大は地表で毎時12μを記録。平
均すると地表は5μ、地高は3μと全体がホット・カーペット状になっている。

次に道路を隔てた農家に向かって1、2、3メートルと順に離れ地高1メートルの空間線量を
測り影響度を調べる。3メートル離れないと1μ以下にはならないのを確認した。作業量的に
は目検討で約8から10トン、400袋程度は除去する必要があると思われる。早目に計測作業
を終えて本部に帰投する。

昼食後は地元町内会との連合で道路肩の高線量スポットを除染した。総勢30名位で全長約
400メートルを達成。私は5μを越えるホット・スポットを何箇所か潰す。この日は5月初旬ながら
気温が32度近くまで上がり数ヶ月前までは雪と氷に悩まされていたのが嘘のよう。冬用の防
護服を着込んでいたので発汗によりかなりの消耗。夏の対策を考えないと行けないが軽装で
は危険な為兼ね合いが難しい。

30日は午前・午後共堆肥の除去に専念する。かなりの作業量になるのでA, B, C班、各6名
程度を編成する。C班は地元の方。まずA,B班が堆肥床に入る。C班は家のブロック塀直下
の路肩に溜まった土を除き箒で清掃し線量の低減に努める。
15分毎に10分休息を取り被曝を抑えながら班の役割を交代。気温は30度近くに上がり背中が
熱い。堆肥は藁が鋤き混んであり粘土状で固くとても重たい。炭袋に詰め過ぎないようには
するがつい一人では苦しいものも出る。出た袋は順次軽トラで山頂の仮置き場へ搬出する。

午後になって地表が現れ出し作業の山を越える。地表面では大体1.0μ以下で浸透度は低い。
取り残しや 手を付けてない周囲を慎重に測り小まめに取り除く。最後に山砂を二トン程度表
面に薄く被せると0.5前後まで低減出来た。堆肥より1、2、3メートル離れた空間線量も全て
1.0以下を実現出来た。
かなりの重労働だったが全員の協力により無事達成する。身に付けていた積算線量計は5時
間で8μSvを記録する。

翌日の午前は15名程度の編成で仮置き場に上がり運んで来た堆肥をビニール袋から除染太助
に移す作業をする。これも線量が高く袋が重いのでかなりの重労働。二人一組になり20分毎に
10分の休みを鋏み作業を進める。新たに50本太助が到着する。一本で大体200キロ入るので
総重量は10トンを上回る。午前中に全て詰替を終わり袋の山も無くなった。

午後は給食センターから先に伸びる通学路を清掃。然程高い所はないが数カ所5μを記録する
雨樋直下のスポット有り。5名の小班で臨むが午後は途中で終了。

2日最終日は昨日の続きで2μのベルトがある民家の前を全員で除染し1.0以下を達成した。
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by matsudo_mmt | 2012-05-08 00:04 | 活動